なぜ競馬は“今日はやめておこう”と思った日に限って当たるのか

競馬をやっていると、こんな経験はありませんか。
「今日は買わないでおこう」と決めた日に限って、あとから結果を見て普通に当たっていたような気がする。
逆に、気合を入れて予想した日は外れてしまい、
なんとなく軽い気持ちで見送った日は正解していたように感じる──。
これは競馬を長く続けている人ほど、何度も味わってきた感覚です。
今回はこの競馬あるあるについて、少し冷静に考えてみましょう。
「買わなかったのに当たった気がする」現象の正体
まず結論から言うと、
実際に当たっている回数が増えているわけではありません。
人は不思議なもので、
悔しかった記憶や印象に残る出来事だけを強く覚える傾向があります。
・買って外れた日は「やっぱりダメだった」で流す
・買わずに当たっていた日は「なんで今日に限って…」と強く記憶に残る
この差が積み重なることで、
「見送った日に限って当たる」という印象が作られていきます。
それでも「今日はやめた方がいい日」は確かにある
ただし、ここで一つ大事なポイントがあります。
見送った判断そのものが、実は正しかったというケースも多いのです。
例えばこんな日はありませんか。
- 予想に自信がなく、軸が定まらない
- なんとなく気分が乗らない
- 負けが続いていて冷静さを欠いている
- 時間に追われて流し予想になっている
こういう日は、仮に結果だけ見れば当たっていたとしても、
実際に買っていたら別の買い目を選んでいた可能性も高い。
「当たっていた気がする」というのは、
あとから見た結果に自分の都合のいい想像を重ねているだけかもしれません。
競馬は「当たるか」より「買う判断」が重要
競馬で本当に難しいのは、
当てることそのものより、買うか買わないかの判断です。
どんなに予想がうまい人でも、
すべてのレースを買っていれば必ず負けます。
むしろ長く続けている人ほど、
「今日は見送る」判断を大切にしているものです。
だからこそ、
見送った日に結果だけ見て「当たってた…」と感じるのは、
ある意味で冷静な判断ができていた証拠とも言えます。
見送ったレースを気にしすぎないコツ
見送ったレースの結果を何度も見返すと、
どうしても後悔が大きくなります。
おすすめなのは、次の考え方です。
- 見送った時点でそのレースは終わり
- 結果は参考情報として見るだけ
- 次に活かせる気づきがあれば十分
競馬は一発勝負ではなく、
長い流れの中で判断を積み重ねていくものです。
「今日はやめておこう」と思えた自分を、
むしろ評価してあげた方が、次につながります。
まとめ|当たって見える日は、冷静だった日
見送った日に限って当たっているように感じるのは、
競馬をやっていれば誰もが通る道です。
ですがそれは、
あなたがその日、無理をしなかった証拠でもあります。
競馬は「全部買う」ゲームではありません。
買わない選択も、立派な勝負の一部です。
次にまた「今日はやめておこう」と思ったら、
その感覚を大切にしてみてください。

